ハイライト活用術!ビジネスで使えるストーリーズのまとめ方
はじめに:ハイライト機能の可能性を見直そう

InstagramやFacebookなどのSNSで使える「ストーリーズ」。24時間で消える投稿として広く活用されていますが、消したくない情報やブランド紹介に使えるのが「ハイライト機能」です。
ストーリーズをハイライトにまとめることで、プロフィールを訪れた人に伝えたい内容を常に表示でき、ビジネス運用で非常に効果的な機能になります。本記事では、ハイライトの基本から、問い合わせや売上につなげる活用術を解説します。
ハイライトとは?そのメリットを整理
メリット | 解説 |
---|---|
プロフィールに常時表示される | 新規訪問者にブランド内容や世界観を明確に伝えられる |
ストーリーの資産化 | 24時間で消えるストーリーを長期的に活用できる |
情報を整理・分類できる | 商品紹介・Q&A・口コミなどにカテゴリ分けできる |
信頼感の強化 | 顧客の声や受賞歴などを可視化することで安心感を与える |
ハイライトの仕組みと基本操作

ハイライトはInstagramのプロフィール欄下に表示される、保存型ストーリー集です。投稿済みのストーリーズを後から選んでまとめたり、事前に「保存する前提」で作ることも可能です。
基本的な操作の流れ:
- ストーリーを通常通り投稿(24時間以内であれば後からハイライトに追加可)
- 投稿後、画面右下の「ハイライト」ボタンをタップ
- 新規ハイライトを作成、または既存のハイライトに追加
- ハイライト編集画面でカバー画像やタイトルを設定
補足ポイント:
- ハイライトカバーはストーリー画像以外も設定可能(Canvaなどで作成可)
- ストーリーを削除してもハイライトには残り続ける
- 何度でも編集・順番変更・削除が可能
この仕組みを理解しておくことで、計画的にストーリーを設計し、ハイライトを活用した「動線づくり」がしやすくなります。
ビジネスで使えるハイライト構成例

- 商品・サービス紹介
- メニュー・料金・購入方法などを簡潔にまとめる
- お客様の声・実績
- スクショや動画で口コミ・事例を保存し、信頼感アップ
- よくある質問(Q&A)
- DMで頻繁に聞かれる内容をまとめると顧客も楽&対応コスト削減
- 自己紹介・運営理念
- 親しみやすさ・安心感を与えるストーリーに
- キャンペーン・期間限定情報
- 終了時は削除もしくは更新して、最新情報をキープ
ハイライトデザインのポイント
- アイコンは統一感のあるものに
- CanvaやLINEスタンプ風のシンプルなアイコンがおすすめ
- タイトルは短く・わかりやすく
- 例:「商品紹介」「お客様の声」「Q&A」「ご案内」など
- 順番も意識
- プロフィール左から「自己紹介」「商品紹介」「実績」「Q&A」など優先度の高い順に配置する
ハイライトを使った導線の作り方
ハイライト名 | 使い方 | ユーザーの行動誘導例 |
Q&A | 質問を先読みしてストーリー化 | DMや問い合わせのハードルを下げる |
購入方法 | ステップを画像付きで見せる | スムーズに購入・予約へ導く |
お客様の声 | 動画・スクショで生の声を集める | 安心材料としてコンバージョンを促進 |
お知らせ | キャンペーンや新商品の情報を随時更新 | 興味を維持し続ける |
成功事例:ネイルサロンSさんのケース

- ストーリーズに施術風景やデザインを毎日投稿
- ハイライトに「料金表」「デザイン例」「予約方法」「お客様の声」をまとめる
- プロフィール経由の予約率が2.5倍に上昇
- お客様から「安心して初めてでも行けた」と高評価
よくある失敗と改善方法
失敗例 | 改善策 |
使ってないハイライトが放置されている | 定期的に見直し、不要なら削除 or 更新 |
カテゴリーが多すぎて見にくい | 4〜6カテゴリ程度に絞ると見やすい |
デザインに統一感がない | Canvaなどでテンプレート化して調整 |
情報が古いまま放置 | キャンペーン終了後は内容を差し替えよう |
ストーリーズ投稿との連携がカギ
ハイライトはストーリーズの延長線上にあるため、日々のストーリーズ投稿と連携して活用することで効果が倍増します。
- 日常的に「保存前提」のストーリーを意識する
- 例:「この投稿はハイライトに残します!」と告知しておくと見られやすい
- シリーズ型ストーリーの活用
- 例:「よくある質問 5日連続シリーズ」「今週のレビューまとめ」などは後でハイライトに集約しやすい
- ストーリー内リンク(リンクスタンプ)も活用
- ECページや予約フォームなど外部導線も組み込んでおく
このように、ストーリーとハイライトをセットで設計することで、より自然な流れで興味を育て、問い合わせ・購入・来店へとつなげることができます。
まとめ:ハイライトは「動くプロフィールページ」
ハイライトは、訪問者にあなたのサービス・世界観・信頼感を伝える「動くプロフィールページ」のような存在です。
コンテンツを蓄積し、更新しながら磨いていくことで、問い合わせ・予約・購入へとつながる導線になります。
SNS運用とHP制作は承ります。ハイライト設計のご相談もお気軽に。
ハイライトが変われば、印象が変わる。印象が変われば、成果が変わる。
お気軽にご相談ください。