HP重要性

無料HPは企業の信頼を削ぐマイナス宣伝|HPの重要性

無料HPは企業の信頼を削ぐマイナス宣伝

はじめに

ビジネスにおいて「ホームページ(HP)」は会社の顔とも言える存在です。
しかし、現代ではリンクツリーやWix、Almondなどの無料ホームページ作成サービス、あるいは「1ページだけのHP」を「自社HP」として公開している事業者も少なくありません。さらに「ご依頼はDMへ」「連絡はGmailで」といった表記を公式の案内に使用しているケースも散見されます。

一見すると「手軽に始められる」「コストがかからない」という魅力がありますが、実はそれが企業や個人事業主の信頼を大きく損ねる「マイナスプロモーション」になっているのです。

本記事では、なぜ無料HPや簡易的な代替手段が危険なのか、どのように信頼を損なうのかを掘り下げ、プロ仕様のHPの重要性を徹底的に解説します。


無料HPやリンク集の実態

多くの人が使う無料サービスには次のような特徴があります。

無料HPサービスの特徴一見すると良い点実際のデメリット
初期費用ゼロコストをかけずにHPを公開できるデザインや機能に大きな制限がある
テンプレートが豊富簡単に見栄えを整えられる他社と同じデザインになり差別化できない
サーバー管理不要技術知識がなくても運用可能独自ドメインが使えないケースも多い
SNSとの連携が容易集客とつながりやすいSEOが弱く検索流入がほとんど望めない

無料サービスは「スタート地点」にはなりますが、長期的に見ると「信頼を損なう装置」になりかねません。


信頼を削ぐ具体例

1. リンクツリーをHP代わりにする危険

リンクツリーやリットリンクはSNSのプロフィール補足には便利ですが、企業HPの代用にはなりません。
理由は明白で、「企業情報」「サービス詳細」「会社概要」などの信頼要素が欠落しているからです。

顧客目線での印象

  • 「この会社はきちんとしたHPを作る余裕がないのか」
  • 「信頼性に欠ける、個人の延長のようだ」
  • 「情報量が少なく安心して問い合わせられない」

2. WixやAlmondなどの無料HP

無料HPサービスは簡単ですが、広告が強制表示される場合があり、これが「安っぽさ」や「信頼性の欠如」を顧客に与えます。

また、無料プランでは「独自ドメインが使えない」ため、

https://yourcompany.wixsite.com/〇〇  

のようなURLになり、名刺や広告に載せても信頼を下げてしまいます。


3. 1ページだけのHP

LP(ランディングページ)のように1ページ完結で作るケースもありますが、それを「会社HP」と称するのは危険です。

問題点

  • 会社概要や代表者情報が載っていない
  • サービスや実績が一目でわからない
  • SEO効果が極めて低く、検索で発見されにくい

顧客は「透明性のない会社」と感じ、問い合わせを躊躇します。


4. DM依頼・Gmail表記

「ご依頼はDMへ」「連絡はGmailで」という表記は、ビジネスとしての信用度を大きく下げます。

表記例顧客からの印象
ご依頼はDMへ公式な窓口がない、趣味レベルに見える
Gmailでの連絡先法人メールを持っていない=怪しい
問い合わせフォームなし顧客管理ができない印象を与える

企業メールアドレス(info@company.com等)や専用フォームがないだけで「プロ意識に欠ける」と見られます。


信頼を失うことのビジネス的損失

信頼を削ぐHPは、次のような損失を招きます。

  1. 新規顧客の離脱
     第一印象で「信頼できない」と判断され、問い合わせに至らない。
  2. 競合との差別化不可
     プロ仕様のHPを持つ競合と比べられた瞬間に選ばれなくなる。
  3. SEOでの不利
     検索結果に表示されにくく、集客機会を逃す。
  4. 取引先からの不安
     BtoBでは特に「法人としての信用」をHPから判断される。

プロ仕様HPのメリット

逆に、プロが制作したHPには以下のメリットがあります。

項目プロ仕様HP無料HP・リンク集
デザイン会社のブランディングに沿った設計テンプレートに依存し個性が出ない
信頼性企業情報や実績をきちんと掲載情報不足で信用に欠ける
SEO検索での流入が見込める検索流入はほぼゼロ
運用更新や改善が柔軟に可能制限が多く成長に対応できない
ビジネス利用名刺や広告で堂々と使える「趣味ブログ」と誤解されやすい

無料HPがもたらす「逆効果」の心理

顧客心理を考えると、HPは「安心・信頼」を与える存在です。
しかし無料HPは「逆効果」を招きます。

  • 無料ツール=「本気度が低い」
  • 広告表示=「コストをかける余裕がない」
  • GmailやDM=「ビジネスとして未熟」

こうした小さな印象の積み重ねが「この会社に依頼するのは不安だ」という判断に直結します。


まとめ

無料HPやリンク集を「自社の公式HP」として使うことは、顧客から見れば「不安」「不信」「未熟さ」のサインにしかなりません。
逆に、プロ仕様のHPは「信頼」「安心」「誠実さ」を形にするツールであり、顧客との接点を広げる最強の営業マンです。

事業を成長させるためには「本気度を示すHP」が不可欠です。コストを惜しむことが逆に大きな機会損失を生み出すことを理解すべきでしょう。


結び

HPは単なる情報発信の場ではなく、事業の信頼を背負う「会社の顔」です。
無料サービスや安易な代替手段に頼ることは、顧客に「信頼されない理由」を自ら提示する行為に等しいのです。

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