【チェックリスト】あなたのHPは大丈夫?「ダサい」「見にくい」を卒業する方法
はじめに
ホームページは、今や会社や事業の「顔」であり、見込み客が最初に接触する重要な窓口です。名刺よりも多くの人に見られ、SNSよりも信頼の基盤となる存在。それにもかかわらず、自社HPを見返したときに「なんだかダサい…」「スマホで見ると見にくい…」と感じたことはないでしょうか。
実際、ユーザーは数秒で第一印象を判断します。そのとき「古臭い」「読みにくい」と思われてしまえば、せっかく訪れてくれた見込み客も一瞬で離脱してしまいます。これは大きな機会損失であり、長期的な売上や信頼に影響を及ぼす深刻な問題です。
本記事では、自社HPを冷静にチェックできる「セルフ診断チェックリスト」を提示しつつ、改善の具体策を徹底的に解説します。
1. 「ダサい」「見にくい」と思われるHPの共通点

まずは、ユーザーが不快に感じる要因を整理します。
- 古いデザイン:10年前のテンプレートを使い回している
- 統一感のなさ:フォント、色、写真に一貫性がない
- 低品質な写真:暗い、ぼやけている、素人撮影
- スマホで崩れる:レスポンシブ非対応、タップしにくいボタン
- 文章の読みにくさ:改行が少ない、長文が詰め込まれている
- 導線不備:問い合わせボタンや電話番号が見つからない
これらは「小さな欠点の集合体」に見えますが、ユーザー心理に与えるインパクトは極めて大きく、信頼を一瞬で奪います。
2. HPセルフ診断チェックリスト(20項目)
以下の項目に「No」が多いほど、HP改善の優先度が高いといえます。
| No | 項目 | Yes | No |
|---|---|---|---|
| 1 | デザインに統一感があるか | ☐ | ☐ |
| 2 | スマホで崩れずに表示できるか | ☐ | ☐ |
| 3 | フォントは読みやすいか | ☐ | ☐ |
| 4 | ブランドカラーを反映できているか | ☐ | ☐ |
| 5 | 写真は高画質で明るいか | ☐ | ☐ |
| 6 | トップページで何をしている会社かわかるか | ☐ | ☐ |
| 7 | サービス内容が具体的に伝わるか | ☐ | ☐ |
| 8 | 料金体系が明示されているか | ☐ | ☐ |
| 9 | 実績や事例が掲載されているか | ☐ | ☐ |
| 10 | お客様の声やレビューがあるか | ☐ | ☐ |
| 11 | 問い合わせボタンが目立つ位置にあるか | ☐ | ☐ |
| 12 | CTA(行動喚起)が複数配置されているか | ☐ | ☐ |
| 13 | サイト全体の読み込み速度は速いか | ☐ | ☐ |
| 14 | SSL対応(https)がされているか | ☐ | ☐ |
| 15 | 定期的に更新されているか | ☐ | ☐ |
| 16 | SEOを意識したページ構成か | ☐ | ☐ |
| 17 | サイト内検索やナビゲーションが分かりやすいか | ☐ | ☐ |
| 18 | SNSとの連携があるか | ☐ | ☐ |
| 19 | 会社概要・所在地が明記されているか | ☐ | ☐ |
| 20 | デザインに古さを感じさせないか | ☐ | ☐ |
目安
- 15項目以上「Yes」→合格点
- 10〜14項目「Yes」→改善すれば伸びしろ大
- 10項目未満「Yes」→大幅リニューアルが必要
3. 「ダサい」「見にくい」HPがもたらすリスク

3-1 信頼を奪う
顧客は「HPの質=会社の質」と捉えます。安っぽいデザインや崩れたレイアウトは「この会社に頼んで大丈夫か?」という不安を招きます。
3-2 集客機会を喪失する
SEO評価も低下し、検索からの流入が激減。さらに「滞在時間の短さ」「離脱率の高さ」が検索順位を押し下げ、悪循環に陥ります。
3-3 成約率の低下
問い合わせ導線が不明確なため、せっかく興味を持ったユーザーも行動せず離脱してしまいます。
4. 改善策:今すぐできる即効対処
4-1 デザインを整える
- 色数を3色以内に抑える
- フォントを2種類以内に統一
- プロ撮影の写真に差し替える
4-2 スマホ対応
- レスポンシブデザイン導入
- タップしやすい大きさのボタン設置
- スクロールを短く、情報を分割
4-3 文章を改善
- 見出しと箇条書きを活用
- 重要情報を冒頭に配置
- 1文を長くしすぎない
4-4 CTA(行動導線)の配置
- ページ上部・中部・下部に設置
- 色やボタンサイズで強調
- 「無料相談」「資料請求」など具体的に表記
4-5 コンテンツ充実
- サービス紹介ページを細分化
- 実績・事例を写真付きで紹介
- FAQで不安を先回りして解消
5. 中長期で行うべき改善策
5-1 CMS導入(WordPress等)
自社でブログ更新やページ追加をできる体制を整える。
5-2 SEO記事の発信
検索されるキーワードを意識した記事を月2〜4本更新し、検索流入を増加させる。
5-3 ブランドデザインの統一
ロゴ、名刺、SNS、HPを一貫したデザインに整え、ブランド力を高める。
6. Before/Afterの効果
改善前(ダサい・見にくいHP)
- 月間アクセス:100件
- 問い合わせ:0件
改善後(刷新HP)
- 月間アクセス:1,500件以上
- 問い合わせ:月10件以上
- 成約率:2倍以上
7. プロに依頼するメリット

7-1 信頼性の獲得
第一印象で「安心できる会社」と思わせるデザイン。
7-2 SEOと導線設計
検索流入を獲得し、問い合わせにつながる導線を設計。
7-3 拡張性
サービス拡大・採用ページ追加などにも柔軟に対応。
7-4 長期的な成果
広告費を抑えつつ、自然検索からの問い合わせを持続的に獲得できる。
まとめ
「ダサい」「見にくい」HPは顧客の信頼を奪い、集客効果をゼロにします。しかし、デザイン刷新・導線設計・コンテンツ拡充を行えば、HPは24時間働く営業マンとして成果を生み出します。
結び
あなたのHPはチェックリストで「Yes」が多かったでしょうか?もし「No」が多いなら、それは改善のサインです。今こそ「ダサい」「見にくい」を卒業し、信頼と成果をもたらすHPに進化させましょう。
SNS運用とHP制作は、ぜひ弊社へご相談ください。