リンクツリーと自社HPは全く別物と知るべき理由
はじめに
InstagramやTikTokのプロフィール欄には、1つのリンクしか設置できません。そのため「リンクツリー」「lit.link」「ペライチのリンクまとめ」などを利用し、複数のURLを一覧化している事業者や個人は多いでしょう。
こうしたサービスは確かに便利です。しかし、ここで大きな誤解が生まれます。
「リンクツリーを使っているから、HP代わりになる」
「リンクまとめさえあれば、公式サイトは不要」
これは致命的な誤解です。リンクツリーはあくまで補助的な導線ツールであり、公式HP(ホームページ)の代替にはなりません。
本記事では、リンクツリーと自社HPの本質的な違い、リンクツリー依存がもたらす危険性、そして自社HPを持つべき理由を、事例や数値を交えながら徹底的に掘り下げます。
第1章 リンクツリーが広まった背景

1. SNSプロフィールの制限
- InstagramやTikTokはリンクを1つしか設定できない
- 複数のサービスやECサイトを紹介したいニーズがあった
2. 無料・低価格で使える
リンクツリー系サービスは無料でも始められ、有料でも月数百円程度。手軽に導入できる。
3. デザインが整って見える
テンプレートを選ぶだけで体裁が整うため、「プロっぽく見える」と錯覚しやすい。
👉 こうした理由から普及しましたが、あくまで「便利なリンク集」でしかありません。
第2章 リンクツリーの役割と限界
リンクツリーの役割
- 複数のリンクを一覧化
- SNSから他のプラットフォームへ誘導
- 一時的なキャンペーンやイベント告知
限界
- 独自性がなく、どの利用者のページも似通う
- SEO評価を一切得られない
- 外部サービス依存で突然の変更リスクがある
- ブランドを深く伝えることができない
👉 リンクツリーは「玄関前の案内板」であって「家そのもの」ではないのです。
第3章 自社HPの役割
自社HPは、単なるリンクの集まりではなく信頼と集客の基盤です。
HPが果たす役割
- 信頼の証明
会社概要・沿革・代表挨拶・実績を掲載し、企業の公式性を示す。 - SEOによる集客
検索エンジンで表示され、新規顧客を長期的に獲得。 - ブランド表現
デザインや文章で世界観を伝え、「記憶に残る体験」を提供。 - 成約の受け皿
問い合わせフォームや購入ページを配置し、成果に直結させる。
第4章 リンクツリーとHPの比較表

| 項目 | リンクツリー(リンク集サービス) | 自社HP |
|---|---|---|
| 主な役割 | 複数リンクの整理、SNS導線の補助 | 信頼の証明・集客・成約の母艦 |
| 独自性 | テンプレ依存で差別化困難 | 完全オリジナルでブランドを表現 |
| 信頼性 | 個人ツールに見え、公式性に欠ける | 企業公式情報として信頼を担保 |
| SEO効果 | なし | 検索流入を長期的に獲得 |
| 運用リスク | サービス終了・広告挿入リスクあり | 自社管理で安定的に運用可能 |
| コンバージョン | 離脱率が高い | 導線設計で問い合わせ・購入に直結 |
第5章 リンクツリー依存が招く危険性
1. 信頼を得られない
顧客や取引先は「公式HPがあるか」を必ず確認します。リンクツリーしかなければ、「事業が不安定」「個人レベルでは?」と疑念を持たれます。
2. SEO資産にならない
リンクツリーは外部ドメイン上にあり、検索エンジンで評価されません。いくらリンクを並べても、自社の資産には一切なりません。
3. 外部サービス依存のリスク
- サービス終了
- 突然の広告挿入
- 規約変更による制限
自社のブランド入口を他社に委ねることは、危うい戦略です。
4. 成果に直結しない
リンクをクリックしても、ユーザーは迷いやすく離脱しやすい。CV率が低く、成果につながりにくいのです。
第6章 実際の失敗事例
事例1:個人クリエイター
SNSで数万人のフォロワーがいたが、リンクツリーだけを利用。企業案件の問い合わせがゼロ。「公式HPがないから依頼できない」と断られた。
事例2:小規模店舗
リンクツリーからECサイトに誘導していたが、検索からの新規顧客流入はゼロ。HP開設後「地域名+業種」で上位表示され、来店客が増加。
事例3:イベント運営
広告からリンクツリーへ誘導した結果、直帰率が高く申込数が伸びなかった。HPにランディングページを設けたら申込が3倍に増えた。
第7章 ユーザー心理から見る違い
人はHPを見ることで以下を無意識に判断します。
- 「公式HPがある=信頼できる企業」
- 「HPがない=まだ整っていない事業」
- 「リンクツリーだけ=個人活動の延長」
つまりHPの有無は、ユーザーの購買意欲や契約判断を大きく左右します。
第8章 リンクツリーの正しい位置づけ

リンクツリーを否定する必要はありません。大切なのは 「使い方」 です。
- SNSプロフィールからは基本的に 自社HPへ直リンク
- 短期イベントやキャンペーンのときのみ補助的に活用
- 本来の「リンクまとめ」は 自社HP内に設置 すべき
👉 リンクツリーは「サブ」、HPは「メイン」。この立ち位置を誤ると大きな機会損失につながります。
第9章 成功事例:HPで成果を出した企業
ケース1:飲食店
リンクツリーからInstagramや食べログに誘導していたが、新規顧客は増えなかった。HPを設けてSEOを強化した結果、「地域名+料理名」で上位表示され、月間予約数が2倍に。
ケース2:士業事務所
HPがなくリンクツリーだけを使っていたため契約を逃すことが多かった。公式HPを開設し実績や代表挨拶を載せたことで、問い合わせ数が月3件から15件に増加。
ケース3:アパレルブランド
リンクツリー経由でECショップに飛ばしていたが、コンバージョン率が低かった。HPにブランドストーリーと顧客事例を掲載した結果、顧客単価が上昇。
第10章 SNS時代だからこそHPの重要性が増す
- SNS=認知・拡散の場
- HP=信頼・成約の場
ユーザーはSNSで出会い、HPで信用を確かめ、成約に至ります。HPを持たないことは、SNSの努力を無駄にする行為でもあるのです。
まとめ
リンクツリーと自社HPは全く別物です。
リンクツリーはあくまで「補助的なリンク整理ツール」であり、以下のリスクを抱えています。
- 信頼性を担保できない
- SEO資産にならない
- 外部サービス依存で不安定
- 成果につながらない
対して自社HPは、信頼・集客・成約の母艦。SNSやリンクツリーはあくまでその補助として使うべきものです。
これからの時代、ブランドを守り育てるためには「リンクツリーではなくHP」という明確な戦略が不可欠です。
HP制作とSNS運用は弊社にお任せください。

