効果的な投稿時間を見極める!Instagramの最適な投稿時間帯とは?
はじめに
Instagramで投稿を行う際に「何時に投稿するか」は非常に重要です。内容が優れていても、見てもらえるタイミングを逃せばリーチもエンゲージメントも伸びません。本記事では、Instagramの最適な投稿時間帯を見極めるための具体的な方法や、業種・属性別の傾向、検証手法を詳しく解説します。
Instagramのアルゴリズムと“初動”の関係

Instagramは、投稿の“初動”(投稿後1〜2時間の反応)を重視しています。この時間帯に多くの反応を得られれば、アルゴリズムがその投稿を「人気投稿」と判断し、さらに多くのユーザーに表示される可能性が高まります。したがって、フォロワーがもっともアクティブな時間に投稿することが非常に重要です。
インサイトで見るフォロワーのアクティブ時間帯
Instagramのビジネスアカウントでは、以下のようなインサイト情報を確認できます:
- フォロワーのアクティブな曜日と時間帯
- 年齢層・地域別のアクティビティ
インサイト確認方法(簡易手順)
- Instagramアプリでプロフィールを開く
- 「プロフェッショナルダッシュボード」→「インサイト」→「合計フォロワー」へ進む
- 最下部にある「最もアクティブな時間帯」で曜日・時間帯をチェック
業種・属性別の最適投稿時間帯
業種・属性 | 最適投稿時間帯(目安) | 備考 |
---|---|---|
主婦・ママ層 | 12:00〜14:00(昼休憩)21:00〜22:30(就寝前) | 家事・育児後のひと息タイム |
学生層 | 7:30〜8:30(通学時間)22:00〜24:00(就寝前) | 通学・就寝前にスマホを使う時間帯 |
ビジネスパーソン | 7:00〜9:00(出勤前)12:00(昼休み)18:00〜20:00(退勤後) | 通勤・昼休み・帰宅後の時間帯が狙い目 |
海外ユーザー中心 | 現地時間のピークに合わせて計算 | 時差を考慮する必要あり |
投稿時間の検証方法:A/Bテストと記録

ステップ1:時間帯を変えて投稿
同じテーマ・ジャンルの投稿を、異なる時間帯に行いましょう(例:月曜12時と水曜21時)。
ステップ2:KPIを記録・比較
投稿ごとに以下の数値を記録します:
- インプレッション数
- リーチ数
- いいね・保存・シェア・コメント数
- フォロワー増加数
ステップ3:傾向を分析
複数回テストして、「このジャンルは夜に強い」「ノウハウ系は平日の昼が強い」などの傾向を見出しましょう。
ストーリーズ・リールの時間帯戦略
ストーリーズやリールも、アクティブ時間に合わせて配信することで効果が上がります。特にストーリーズは24時間残るとはいえ、投稿直後の閲覧が最も多いため、タイミングは重要です。
コツ:
- 出社前・帰宅後など“習慣的にスマホを見る時間”を狙う
- 毎週同じ時間にアップすると、視聴者の習慣になる
応用:Googleスプレッドシートで投稿管理
以下のようなスプレッドシートを作成すると、投稿時間ごとのKPIが一目で比較できます:
投稿日時 | 投稿内容 | 投稿タイプ | 時間帯 | インプレッション | 保存数 | フォロワー増加 |
6/1 12:00 | 朝のルーティン | リール | 昼 | 12,430 | 243 | +18 |
6/3 21:00 | 商品紹介 | フィード | 夜 | 18,620 | 198 | +25 |
投稿スケジュールの自動化とツール活用

投稿時間を戦略的に決めても、運用上その時間に毎回手動で投稿するのは手間です。そこで、ツールを活用した「投稿の予約・自動化」が有効です。
代表的な投稿管理ツール
ツール名 | 特徴 | 無料プラン |
Meta Business Suite | Instagram・Facebook対応、予約・インサイト分析可 | あり |
Later | カレンダー形式での視覚的な予約管理が可能 | あり(制限付き) |
Buffer | マルチSNS対応、チーム運用にも便利 | あり(基本機能) |
自動化のメリット
- 最適時間に「確実に」投稿できる
- 工数削減&運用の安定化
- 分析時間を確保できる
戦略的な時間帯に投稿する体制をツールで整えることで、実行精度が高まり、結果にも直結しやすくなります。
まとめ
Instagram運用で「いい投稿をする」だけでは足りません。“見てもらえる時間に出す”という戦略的判断が必要です。インサイトを活用し、A/Bテストで投稿時間を検証しながら、自社アカウントに最適な時間帯を導き出していきましょう。
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